レインズの検索結果をCSV・Excelに出力する方法

「レインズの検索結果をExcelにまとめて、お客様への提案資料や社内の物件管理表を作りたい」——不動産会社の現場でよくある要望です。しかし、レインズ(REINS)の標準機能には、検索結果をCSVやExcel形式でダウンロードする仕組みがありません。

この記事では、手作業での転記がなぜ負担になるのかを整理したうえで、Chrome拡張機能を使って検索結果をCSV出力する方法を紹介します。

レインズには検索結果のデータ出力機能がない

レインズで物件を検索すると、画面上に一覧が表示され、物件ごとの詳細情報や図面(物件概要のPDF)を確認できます。ただし、検索結果の一覧そのものを表形式のデータとして書き出す機能は用意されていません。

そのため、検索結果をExcelで扱いたい場合、多くの現場では次のような方法が取られています。

  • 画面を見ながら、所在地・価格・面積などを1件ずつExcelに手入力する
  • 画面のコピー&ペーストで貼り付け、崩れたレイアウトを手作業で整える
  • 図面PDFを印刷し、必要な項目だけ別途入力し直す

手作業転記の3つの課題

1. 時間がかかる

物件1件あたりの項目数は、所在地・沿線駅・価格・面積・築年・取引態様など多岐にわたります。検索結果が30件、50件とあれば、転記だけで数時間単位の作業になることも珍しくありません。

2. 入力ミスが起きる

手入力には転記ミスがつきものです。価格の桁間違いや所在地の書き誤りは、そのままお客様向け資料の誤りにつながります。ダブルチェックをすれば、その分さらに時間がかかります。

3. 更新のたびにやり直しになる

物件情報は日々変わります。新着物件の追加や価格変更があるたびに、転記した表のメンテナンスが必要です。「作った表がすぐ古くなる」ため、更新が追いつかず放置されるケースもよくあります。

Chrome拡張機能でCSV出力する方法

この課題を解決する手段の一つが、ブラウザのChrome拡張機能です。弊社(株式会社WANTLE)が開発している「RA MAP Extension」には、レインズの検索結果画面に表示されている物件情報をCSVファイルとして出力する機能があります。

なお、本ツールはレインズや不動産流通機構の公式機能ではなく、画面表示の読み取りを補助する非公式ツールです。使い方はシンプルです。

  1. Chromeウェブストアから「RA MAP Extension」をChromeに追加する
  2. レインズで通常どおり物件検索を行う
  3. 検索結果ページでCSV出力を実行する

出力されたCSVはExcelやGoogleスプレッドシートでそのまま開けます。売買・賃貸などレインズの検索カテゴリに対応しており、画面に表示されている項目を一覧データとして取得できます。

CSV出力で変わること

  • 数十件の検索結果でも、転記作業なしで一覧表になる
  • 手入力を挟まないため、転記ミスの心配がない
  • 検索し直してもう一度出力すれば、最新の内容で表を作り直せる

Excel側でフィルタや並べ替えを使えば、価格帯別の絞り込みや坪単価の計算など、レインズの画面上ではやりにくい分析も自由に行えます。

また、RA MAP Extensionは検索結果の地図表示を主機能とするツールのため、「地図で位置関係を確認しながら、必要なデータはCSVで持ち出す」という使い方ができます。料金は月額550円(税込)、14日間の無料トライアル付きです。

利用にあたっての注意点

レインズの物件情報の取り扱いには、各流通機構の利用規程が適用されます。出力したデータは社内での業務利用にとどめ、情報の公開・第三者提供にあたる使い方をしないよう、自社のルールに沿って運用してください。

まとめ

レインズには検索結果のデータ出力機能がないため、Excel管理をしようとすると手作業転記の負担が発生します。Chrome拡張機能を使えば、検索結果画面からCSVを直接出力でき、転記時間とミスの両方を減らせます。まずは無料トライアルで、普段の検索結果がどのような一覧データになるか試してみてください。

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「レインズの検索結果をCSV・Excelに出力する方法」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: レインズ業務を効率化する方法まとめ|地図・CSV・案内ルートの実務ガイド - WANTLE.inc

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